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日本が世界に誇るコミック(マンガ)文化。今や日本の“MANGA”は世界共通言語となり、マンガ・アニメは世界中で絶大なる人気を博しています。その理由は、国や人種、世代を超えて心に届く“メッセージ”にあるのではないでしょうか。さらに近年では、マンガの実写版映画が次々とヒットを飛ばしており、作品のクオリティーの高さにも注目が集まっています。

今回ご紹介するのが、その最新注目作『今際(いまわ)の国のアリス』(英語タイトル:Alice in Borderland)。 2010~2016年に「少年サンデーS」と「週刊少年サンデー」で連載された麻生羽呂(あそう・はろ)原作のマンガの実写化で、12月10日(木)よりNetflixにて全世界190か国に独占配信開始されました。

『今際の国のアリス』は、荒廃した謎の世界に迷い込んだ人々が繰り広げるSFサバイバル・サスペンス。 主人公は夢も希望も見つからない無職の青年、有栖良平(アリス)。やりきれない日常に苛立って家出をし、悪友たちと渋谷の街をふらついていた時に、“げぇむ”を“くりあ”しないと死ぬ世界「今際の国」へ迷い込み、多くの人と出会いながら様々な死線を乗り越えてゆく中で成長していく・・・というストーリー。

実写版のアリス役を演じるのは、人気実力ともにトップを走る若手俳優の山﨑賢人(やまざき・けんと)。 また、“げぇむ”の会場でアリスと出会う驚異の身体能力を持つクライマー、宇佐木柚葉(ウサギ)役を、アクションもこなす演技派女優、土屋太鳳(つちや・たお)。 監督は『キングダム』, 『GANTZ』, 『図書館戦争』などこれまで映像化不可能といわれてきた漫画や小説の実写化を手がけ、原作の魅力を引き出しながらオリジナリティあふれる世界観を大きなスケールで描き上げてきた“映像の魔術師”佐藤信介監督です。

今回Netflixでリリースされたのは、字幕版と英語吹き替え版。これまで日本語作品の英語吹き替えは、セリフと映像にタイムラグがあったり俳優と声優の声に違和感があったり・・・と、ちょっと“雑な”感じも否めませんでしたが、『今際の国のアリス』では、あたかも最初から英語で製作されたかのような自然な流れになっています。

日本のコンテンツを、世界的な規模で、日本のトップを走る豪華キャスト陣が演じる実写版『今際の国のアリス』。 CG技術を多用した映像も見どころたっぷり!パンデミックの最中、「サバイバル」をテーマとした今作品をアメリカ人がどう受け取るかにも是非注目したい、おすすめの映画です。ホリデーシーズンに是非ご覧になってはいかがでしょうか?

予告編: https://www.netflix.com/title/80200575
Photos: Alice in Borderland © Haro Aso・Shogakukan/ROBOT

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