新年あけましておめでとうございます。
旧年中は世界の政治経済が大きく揺れ動く中、変わらぬご厚情を賜りましたことを改めて厚く御礼申し上げます。ここに皆様と一緒に新しい1年をスタートできました事が何よりも嬉しく存じ、感謝の気持ちでいっぱいです。また、元旦に発生した能登半島地震と2日の羽田空港での飛行機事故で、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますと共に、被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨年も自然災害、紛争や戦争などによって多くの人命が失われ、人々の生活にも多大な影響がありました。国際情勢が一段と不安定になり、不確実性も高まっていきました。そのような厳しい状況ではありましたが、弊社は、創業以来20年以上、多様な人材を“つなぐ”サービス業を通して多くの企業の皆様からいただいた信頼を基盤に、「製造業を支援する」新規事業を立ち上げることができました。日本貿易振興機構(JETRO)のご紹介で、鍵を製造する「長沢製作所」と提携し、代理店として日本の製品を北米に紹介する新しい事業となります。
長沢製作所は1916年創業と歴史が長く、1981年には国内初の機械式ボタン錠「キーレックス1000」を発売し、日本国内及び海外の特許を取得しています。機械式ボタン錠は、一般的なシリンダー鍵、そしてシステムダウンやセキュリティ上の懸念が挙げられるデジタルの鍵と比べても、安全性・利便性において優れ、日本の大手企業・鉄道会社・学校など、数多くの施設で採用されております。米国では半導体や電気自動車(EV)関連など先端産業に関する大型投資が相次いでおり、新たな施設や工場の建設が進んでいるため、安心して使用できる「キーレックス」を導入する企業が増えることを期待しております。
迎えた令和6年の干支は「甲辰(きのえ・たつ)」です。「甲(きのえ)」は生命や物事の始まり、「辰」は成長して活力が旺盛になる状態を表します。一方で、グローバル経済は景気後退リスクなど、先行きの見通せない不確実性の高い状況が継続していくことが予想されております。また米国では11月に大統領選を控えており、混迷を極める年となることが想定されます。
こうした先行き不透明な状況においても、私達Activ8グループは、社員一同が、足元を見失わないようにしっかりと目標に向かって努力を積み重ね、「辰」が象徴する如く、お客様と共に成長・繁栄できますように真摯に取り組んでまいります。引き続き皆さまからのご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。皆さまのご健勝を祈念しつつ、新年のご挨拶とさせていただきます。
Activ8 Recruitment & Solutions
代表取締役
加地謙吾