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米国内でも多くの州が再開へのステップを模索して出口戦略への舵を取る中、当然ながらマスクや消毒薬をはじめとする新型コロナウイルス対策アイテムの需要はこれまで以上に高くなり、随所で品薄状態が続いています。弊社ではそうした状況を想定し、ロックダウン開始当初よりコミュニティに還元する為のリユーザブルマスク製作プロジェクトをスタートさせました。その結果、これまでにシカゴ地域の医療機関や老人ホーム、またエッセンシャルワーカーとして最前線で働かれる日系食料品店の皆さんにマスクをお届けすることができました。

この度、その一環として5月6日にシカゴのアップタウン地区にあるシニア向けの施設「平和テラス」を訪問し、自作のリユーザブルマスクを200個寄付いたしました。「平和テラス」は日系移民によって設立された非営利法人施設で、高齢者やお体に障害を持つ方々の為に200室を設けてケアーサービスや居住地を提供しておられます。同施設の理事長であるジョン・スズキ氏からは「高齢者は特に感染リスクが高いので、今回ご寄付頂いたマスクによって多くの命が救われると思います」との言葉を頂きました。

4月23日には、シカゴのノースサイドにあるJapanese American Service Committeeを訪れ、マスク80枚を寄付しました。同非営利団体は高齢者向けの訪問型介護プログラム 「In-Home Support Services 」の一環として、コロナ危機の最中も約80名のホームメーカーの皆さんが高齢者の自宅における訪問サポートを続けられています。JASCのCEOマイケル高田さんには「JASCのIn-Home Support Servicesプログラムの担当者らは高齢者の自宅を訪ねる為、 Activ8社にご提供頂いたリユーザブル・マスクは大きな助けになります」と話されました。

Activ8は、このコロナ危機の下、シカゴの地域社会、特に高齢者の皆さんに必要な物資をお届けする機会を頂いたことに感謝しております。イリノイ州では自宅禁止令がいまだに解除されず孤独感を感じている方々が増えています。人との触れ合いが、ともすれば薄れがちな状況にあってコミュニティのつながりをサポートすることは非常に重要なことです。

弊社のような企業にとって、地域社会の皆様との連携ほど重要な事はありません。今回のような社会奉仕活動が、将来の優れた人材の発掘効果につながるということを、私達は創業以来20年間、随所で実感してまいりました。今後も皆さんと力を合わせて、この前例のない危機を一緒に乗り切って行きたい所存です。

関連リンク:
https://www.jasc-chicago.org

http://www.heiwaterrace.org

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