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シカゴ市にある定住者会(Japanese American Service Committee=JASC)は日系アメリカ人や日本文化に関心のある地域住民に多彩なプログラムを提供するコミュニティセンターです。

創設の歴史は古く、1946年に遡ります。第2次世界大戦中に強制収容所に送られた日系アメリカ人が、シカゴに定住するのを支援するため非営利団体として設立されました。国勢調査によるとシカゴ在住の日系アメリカ人の人口は第2次世界大戦前には400人でしたが、戦争が後半に入ったころには2万人以上に増えました。 ここ数年、JASCはシカゴの日系人社会の歴史を記録に残すため関連資料の収集に取り組んでいます。

Activ8は最近、JASCのマイケル・タカダCEO(最高経営責任者)にお話を伺いました。「私たちの使命は、日本文化、日系アメリカ人の物語、そしてその遺産に興味を持っている人と関わることです。 そのために高齢者向けサービスや文化的活動やプログラムの提供を行っています」と話されました。

JASCは、アニメ、マンガ、武道、日本語教育を通じて日本文化の関心の対象を広げ参加者の裾野を広げてきました。 さらに、最近シカゴに引っ越してきた日本人の住民支援にも取り組んでいます。 地域社会の啓発を目標に、シカゴ市民に多様な活動やサービスを提供するよう日々努めておられます。

JASCは毎年秋になると「ホリデー・ディライト(子供祭り)」と呼ばれるイベントを開催しています。

例年なら15から20の出展者のテーブルがずらりと並び、昔からの友人たちが集ったり、新しい出会いが生まれる機会になるのですが、残念ながら今年はパンデミックのためいつもとは違った「ホリデー・ディライト」を11月14日に開催されます。新たにオンラインやドライブ・スルーを利用して子供から大人まで幅広く楽しめるイベント作りを目指しておられます。募金活動も兼ねており、皆さんのご寄付やご支援をいつでも大歓迎だそうです。

タカダさんの動画メッセージがご覧になれます。

イベントは、カーブサイドフードピックアップとライブストリームで構成されます。Mスクエアケータリングが提供するお弁当や、ローレンス・フィッシュ・マーケットとラマム・キッチンにご支援を頂き他の日本料理も提供されます。当日3:30 PMから5:00 PMまで、事前に録音された文化プログラムのデモンストレーション、在シカゴ日本総領事からのメッセージ、サンタからの特別訪問を含むライブストリームがあります。詳細はJASC WebサイトまたはJASC SNSページから入手できます。

Activ8は「ホリデー・ディライト(子供祭り)」をとても楽しみにしており、JASCがコミュニティのために行っている素晴らしい活動に感謝しております。皆さんも 是非、このイベントに参加して一緒にホリデーシーズンの幕を開けませんか?

JASC Webサイト
https://www.jasc-chicago.org

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